どうも、おいちゃんです。
本日は、先日友人からマイカーローンを組んでいると住宅ローンを組めないって聞いたことがあるんだけどそれって本当なの?という質問を受けました。
結論から言いますと、普通に組むことが出来ます。
銀行でローンの審査を行う際はいろいろな情報からこの人に本当に融資して大丈夫かを判断します。その情報で重要なのが返済比率です。
今回のパターンだとマイカーローンと住宅ローンの二重でローンを組むことになるので、各金融機関で設定している返済比率に引っ掛かる可能性があります。
おそらく友人はこの二重でローンを組もうとして審査に落ちてしまった誰かの話を曲解してしまい、マイカーローンと住宅ローンの併用が出来ないと勘違いしてしまったんだと思います。
それでは今回はマイカーローンと住宅ローンを併用する場合の返済比率について解説していきます。
返済比率について
そもそもの話で返済比率って何なの?って思う方がほとんどだと思います。
返済比率とは、借入の年間返済額が自身の年収のどれくらいの割合になっているかを表す指標です。
数式に表すとこんな感じです。
年間返済額/年収×100=返済比率
実際に計算した方が分かりやすいと思いますので仮説をたてて計算してみます。
Aさん
年収:600万
現在のマイカーローン年間返済額:70万
借入予定の住宅ローン年間返済額:100万
合算年間返済額:170万
170万÷500万=0.28
0.28×100=28%
返済比率:28%
さて、上記の計算結果を見てみると返済比率が28%となりました。
実際に計算してみると分かりやすいですね。
要は貴方の年収でこの金額を本当に返済出来るのかを銀行はこの返済比率を元に確認しているということです。
でも、この返済比率ってどれくらいの割合までが合格ラインなの?と疑問に抱くと思います。
この点については次に解説していきます。
返済比率の割合はどれくらいまで大丈夫なの?
上記で仮説をたて計算した結果28%と出ましたが、私が経験してきた中で28%の返済比率で審査に落ちることはまずないです。これでもし落ちてしまった場合は、返済比率以外に何か問題があったのだと思ってください。
ここでは記述していませんが、返済比率以外にも見る点はもちろんあります。(信用情報など)
この返済比率に関しては各金融機関で設定されている割合は違いますが、30~35%程で設定されいることが一般的です。後は年収によっても返済比率の上限が違いますので、注意が必要です。
参考までに返済比率がフラット35の公式HPに載っていますので、確認してみてください。
まとめ
今回はマイカーローンを組んでいると住宅ローンが組めないって本当なの?という疑問について解説しました。
結論としては、普通に組むことが可能ですが、返済比率というものが重要ということがお分かり頂けたかと思います。
ただし、今回は返済比率に要点をしぼって解説しましたが、もちろん銀行の審査では貴方の情報を事細かく確認してきます。特に住宅ローンとなると借入金額が高額になることから、厳しい目で審査されることになります。
今回の返済比率はとても重要な審査項目の一つになりますが、あくまで審査過程の一部に過ぎませんので、参考までに捉えてくださいね。
因みに有益な情報の一つとして、利率を低くしたい場合は複数の銀行にて審査をしてみることをお勧めします。複数の銀行の審査を受けることで銀行同士を競争させるのです。
そうすることで、1行で審査を受けるより低い利率を提示してくる場合があります。
これで何度他行と競合したことか。。。
因みに銀行に行く暇がないという場合にはモゲチェック・プラザをお勧めします。
住宅ローンのプロが貴方の代わりに多数の金融機関からより低い利率を提示している金融機関を選定して、審査依頼を代行してくれます。
もちろん相談は無料で新規だけではなく借換に関しての相談も受付けていますので、気軽に利用してみてください。(電話にて相談・申込等が可能です)
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今の時代直接銀行にいくことが必ずしもいいことではありませんので。。
話がそれてしまいましたが、今回のブログが貴方の金融リテラシー向上のお役に立てたのなら幸いです。