資産運用

【資産運用】元銀行員が解説!積立投資の勧め【積立投資信託編】

積立投資信託

どうも元銀行員のおいちゃんです。

本日は積立投資信託について説明していきます。

投資信託については下記ブログにて解説していますので参考までに。

【資産運用】元銀行員が解説!金融商品の基礎知識【投資信託編】

私がおススメする投資方法の一つに積立投資信託があります。

この投資方法は超おススメです。その理由を簡単に説明していきます。

積立投資信託とは?

積立投資信託とは、毎月決まった日に決まった金額で投資信託を購入する投資方法です。

具体的に言うと、毎月27日に3,000円投資信託を自動で買い付けするといった感じです。

金額などは自由に設定可能ですので、自身にあった金額設定を行いましょう。

少額投資が可能で毎月コツコツと貯金のように貯めていくことが可能なので手軽に始めることが可能です。

今銀行で預金に預けていても金利がかなり低いです。

例えば2018年9月13日現在で某銀行の定期預金の金利は0.01%です。

定期預金等の金利は大体どの銀行も一緒なので、これくらいの水準で現在の金利は固まっています。(キャンペーンでプラスになっていたりしますが、雀の涙程度です。)

100万あったとしても年利が0.01%だと一年後の貰える利息は100円です。

ATM手数料で全部持っていかれますね(笑)

お金を少しでも増やしたいけど、投資ってリスクがあるし怖いと思っている人にこそ積立投資信託はお勧めです。

少額投資が可能なうえに毎月決まった金額で投資信託を購入することで投資信託のリスクを抑えることが出来るからです。

投資信託のリスクを抑えるってどういうこと?

これについてはドルコスト平均法というものが大きく関わってきます。

次の章でこれについて解説していきます。

ドルコスト平均法

ドルコスト平均法とは、時間を分散させて投資することで値動きを平準化させましょうというものです。

分かりにくいですよね。(笑)

要は、決まった金額で買い付けすることで価格の高い投資信託は少なく、価格が低い投資信託は多く購入しましょうということです。

投資信託は基準価額が安いときに購入し、基準価額の値段が上昇したときに売却すれば利益を上げることが来ます。

分かりやすく言うと安く仕入れて、高く売りましょうといった感じですね。

定額購入するメリットは価格の高い投資信託の購入口数を抑えることが出来る点です。

この買い付け方法だと価格の高い投資信託の口数は少なく、価格の低い投資信託の口数は多く購入されているため、売却時に価格の低い投資信託の口数が多くなっている場合があります。

そうした場合買い付けを始めた時期よりも売却時の基準価額が下がっている場合でも利益を上げることが出来る場合があります。

しかし一度にまとまった金額で投資信託を購入していしまうと価格が固定されてしまい、値段が下落したときに簡単に損をしてしまいます。

そのリスクを押さえるためにこの積立投資信託があります。

図で見てみるとイメージできるかもしれません。

こちらは金融庁より抜粋してきた図になります。

出典:金融庁

1月から購入を始めています。

10,000×10円=1,000口購入となっています。

この図では月を追うごとに基準価額が下落しています。2月には9円、半年後の6月には半分の5円になっています。

しかし、口数を見てください。購入されている口数は1月の1,000口から倍の2,000口になっています。

その後徐々に基準価額は減っていますが、購入されている口数は多くなっています。

つまり安い価格の投資信託を沢山保有していることになります。

最終月の12月を見てみると5円となっており、当初の1月より半分も価格が下落しています。

下落していますが計算してみると、、、

保有口数:27,123口 1口当たりの基準価額:5円 投資金額:120,000円

27,123口×5円=135,615円

運用結果:135,615円

135,615円ー120,000円=15,615円の利益

基準価額は下がっていたはずなのに利益が出ました。

一括購入と比べると差が歴然ですね。

例えば、1月に一括購入した投資信託を12月に売却した場合、金額は半分になってしまいます。。

基準価額が下がっていてもそれを補う仕組みがドルコスト平均法です。

積立投資だからといって侮ることなかれ。

ただ、もちろん必ず儲かるというわけではないので悪しからず。

私はこないだ売却してみましたが、2年投資で+3万位でした。

まとめ

ここまで積立投資信託のメリットを簡単にではありますが、解説してきました。

是非参考にして、積立投資信託を行ってみてください。

投資を行うなら手数料が安いネット証券がおススメです。

是非有効活用してみてください。

今回のブログが貴方の金融リテラシー向上に役立てたのなら幸いです。